Glossary ConverterによるExcelから用語ベースへの変換について

土田様

いつもお世話になっております。

土田様による本件のブログを拝見しつつ進めました。じつはGlossaryConverterによるExcelから用語ベース作成は今回で2度目で、前回は成功しているのですが、今回も同じやり方をしていると思うのですが、なぜか成功しないのです。

成功しないと言いましても、エクスプローラー上では、作成済みのファイル拡張子.sdltbは確認できています。それがSDL Multiterm の用語ベースを開いても載っていないのです。前回作成したものは載っています。今回失敗した原因がわからないのです。作業は単にExcelファイルをGlossary Converterにドラッグアンドドロップするだけで簡単なものと思います。

何が問題でしょうか?お忙しいところ恐れ入りますが、教えて頂けますか。お願いいたします。

大川 

Parents
  • Former Member
    0 Former Member

    投稿いただきありがとうございます。

    「用語ベースを開いても載っていない」という状況についてご教示ください。MultiTerm Desktopの[用語ベースを開く]でsdltbファイルを開くことは出来ますでしょうか。

    返還前のExcelファイルをこちらにアップロードすることは可能でしょうか。

    ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

  • Kiyotaka Tsuchida様

    いつもお世話になっております。

    まず、「MultiTerm Desktopの[用語ベースを開く]でsdltbファイルを開くことは出来」るかについてですが、すみません、お伝えの意味をもう少し詳しくお願いできますか?

    と言いますのは、MultiTerm Desktopの[用語ベースを開く]で表示されるsdltbファイルというのは、変換済の用語集ファイルを指すのだと思います。そのリストに既に載っている以前成功したファイルは開けるかとの意味でしょうか?それでしたら、開けます。内容もMultiTerm Desktop上で確認できます。ですが、今回新たにドラッグアンドドロップしたファイルはリストに載っていないのです。

    今回の変換ファイルがGlossary Converterに正常にあることはつい先ほど確認できましたので間違いありません。それは、Paul様より質問されたオプションが選択されているかどうかについてを確認しようと、再度ドラッグアンドドロップを試みようとしましたら、すでにそのファイルはあるとの表示が出たことで確信をもてます。しかし同作業を再度実行してよいのか不安だったため続行しませんでした。そのため、Paul様のご質問の件は未解決です。

    ただ本日、こうしてTsuchida様にご対応いただけるので、今後はTsuchida様にお任せをして、Paul様からのご質問のことはもう気にしなくてよろしいでしょうか?

    なお、変換(この漢字でよろしいですね?)前のExcelファイルをアップロードしようと思うのですが、こちらからのアップロード方法がわからないため、メール添付いたします。

    どうぞよろしくお願いいたします。

  • Former Member
    0 Former Member in reply to Takashi Okawa

    ご連絡ありがとうございました。「リストに載っていない」という状況についてご教示をお願いいたします。

    MultiTerm Desktopの[用語ベースを開く]をクリックしますと下記のようなウィンドウが開きますが、こちらの一覧に、変換したばかりのsdltbファイルが表示されていないということでしょうか。

    その場合、[参照]より新たに変換したsdltbファイルの場所を指定し、開くことはできませんでしょうか。

    上記でも開くことができない場合、こちらまで変換前のExcelファイルをご送付ください。

    お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

  • Kiyotaka Tsuchida様

    いま、参照より指定の方法でリストに載せることができ、またその内容も確認できました。おかげさまで解決できました。ありがとうございます。

    ほかに、前より疑問に感じていたことが2点ありまして、この機会に教えて頂けますか。

    1)Glossary Converter経由でMultiTerm Desktopに登録したExcelファイルを上書き(追加)して再度Glossary Converterより登録すると、MultiTerm Desktopに登録された用語ベースも意図通りに上書きされるのでしょうか?

    2)TMのことなのですが、Excel用語集もExcel対訳集と同様に、TMとしてTradosに登録できると、以前Trados上のどこかの説明で見かけたような気がするのです。その通りでしょうか?これまで折に触れてそのことを確認しようとはしているのですが、なかなか確認ができないのです。

    お手数ですみませんが、どうぞお願いいたします。

    Takashi Okawa

    追記

    これより夜勤のため、ご返信は明日になります。よろしくお願いいたします。

  • Former Member
    0 Former Member in reply to Takashi Okawa

    ご連絡ありがとうございました。解決したとのことで、安心いたしました。

    追加のお問い合わせに関しまして、下記ご案内いたします。

    1) Glossary Converterで再度変換を行なうということは、同じファイル名のsdltbファイルを新たに生成しなおすということですので、内容自体は更新されます。しかしながら、MultiTerm Desktopで開く際は、今回のように[用語ベースを開く]>[参照]でファイルの場所を指定する(新たに開き直す)という手順が必要になるとお考えください。

    2) 対訳ExcelをTMにインポートする方法に関しましては、下記のブログをご参照ください。
    www.sdltrados.com/.../ExceltoTM.html

  • Kiyotaka Tsuchida様

    いつもお世話になっております。

    昨日はご連絡ありがとうございます。追加の問い合わせについてもご回答ありがとうございます。

    1)ExcelよりGlossary ConverterでMultiTerm Desktopに変換・登録したデータは上書き可能とのこと、承知いたしました。

    2)こちらの件ですが、私の質問の意図が伝わらなかったようです。説明が足りなかったのですね。

    Tsuchida様は、対訳ExcelをTMにインポートする方法のブログを見るようにとのご案内でした。私は、対訳ExcelをTMにインポートする方法をお尋ねしたのではないのです。その方法はすでに理解しており(前にTsuchida様にもサポートして頂きました)、今その不安はありません。

    Tradosで推奨している、翻訳する際に活用できるExcelよりの訳文データがこちらの方法と思います。そして同様に、Excel用語集の翻訳時の活用は、MultiTerm Desktopに用語ベースとして登録(TMとしてではなく)が基本と理解していました。

    それで私は、まずExcel用語集をMultiTerm Desktopに登録する方法を採りました。しかし、前に何かの機会に、用語集でも対訳ExcelをTMにするのと同じように「TMとして」活用できるといった紹介がされているのを目にしたような記憶があり、一度確認をしておきたかったので、今回お尋ねしたのです。

    それとももしかしますと、Tsuchida様は私のこうした考えを理解されたうえでExcel用語集もExcel対訳と全く同じ仕組みでTMにできることを伝えるために「対訳ExcelをTMにインポートする方法のブログ」を見るようにとご案内されたのですか?

    いずれにしましても、あらためてお尋ねします。Excel"用語集"もTMとして(用語ベースとしてではなく)Trados上で活用できるのでしょうか?

    では、お手数ですがどうぞよろしくお願いいたします。

    Takashi Okawa

  • Kiyotaka Tsuchida様

    いつもお世話になっております。

    昨日はご連絡ありがとうございます。追加の問い合わせについてもご回答ありがとうございます。

    1)ExcelよりGlossary ConverterでMultiTerm Desktopに変換・登録したデータは上書き可能とのこと、承知いたしました。

    2)こちらの件ですが、私の質問の意図が伝わらなかったようです。説明が足りなかったのですね。

    Tsuchida様は、対訳ExcelをTMにインポートする方法のブログを見るようにとのご案内でした。私は、対訳ExcelをTMにインポートする方法をお尋ねしたのではないのです。その方法はすでに理解しており(前にTsuchida様にもサポートして頂きました)、今その不安はありません。

    Tradosで推奨している、翻訳する際に活用できるExcelよりの訳文データがこちらの方法と思います。そして同様に、Excel用語集の翻訳時の活用は、MultiTerm Desktopに用語ベースとして登録(TMとしてではなく)が基本と理解していました。

    それで私は、まずExcel用語集をMultiTerm Desktopに登録する方法を採りました。しかし、前に何かの機会に、用語集でも対訳ExcelをTMにするのと同じように「TMとして」活用できるといった紹介がされているのを目にしたような記憶があり、一度確認をしておきたかったので、今回お尋ねしたのです。

    それとももしかしますと、Tsuchida様は私のこうした考えを理解されたうえでExcel用語集もExcel対訳と全く同じ仕組みでTMにできることを伝えるために「対訳ExcelをTMにインポートする方法のブログ」を見るようにとご案内されたのですか?

    いずれにしましても、あらためてお尋ねします。Excel"用語集"もTMとして(用語ベースとしてではなく)Trados上で活用できるのでしょうか?

    では、お手数ですがどうぞよろしくお願いいたします。

    Takashi Okawa

  • Former Member
    0 Former Member in reply to Takashi Okawa

    ご連絡ありがとうございました。

    Excel用語集をTMとして使用するということは、最終的にはTM(sdltmファイル)にインポートするということになりますので、こちらの意味において、可能かと存じます。

    Excelの用語集あるいは対訳のExcelをTMとして使用する場合、下記2通りの方法が可能です。

    1. 対訳ExcelをバイリンガルExcelとしてインポートし、TMにインポートする

    2. Glossary Converterで対訳ExcelをTMXファイルに変換し、TMにインポートする

    ただし、Excel用語集をTMとして使用するということは自動的に検地する可能性が低くなる危険性があります。語句単位でのフラグメント一致をヒットさせる機能もありますが、そのためには最低でも1000以上の翻訳単位数が必要になります。

    Excelの内容がセンテンス単位ではなく、語句単位の用語集である場合、用語ベースファイルに変換し、用語ベースとして活用されることをお勧めします。

  • Kiyotaka Tsuchida様

    お世話になっております。ご回答ありがとうございます。

    Excel用語集の場合、TMとしてではなく用語ベースとしての活用をお勧めという理由について、もう少しご説明頂けますか?

    Tsuchida様の文面からは、その理由は、自動的に検地する可能性が低くなり、その理由は語句単位でのフラグメント一致をヒットさせる機能を有効にするためにもやめた方がいい、ということと思います。

    私は個人的にTradosを利用する際に最も利用したい機能がそのフラグメント一致の機能なのです。そのupLiftテクノロジをより有効にするためにはより多いTMが重要らしく、そのために、用語集もTMとして活用できるのであれば、TMにしたいと思っていました。貴社のウェブサイト上で下記のご説明があります。

    「翻訳メモリ(TM)でのupLIFTテクノロジの活用により、Fragment Recallが「あいまい一致」と「不一致」の両シナリオで、語句や単語など、分節より細かい単位の一致をTMで自動的に検出します。」

    こちらでは、TMがupLIFT機能に重要と書かれているようです。それとももしかしますと、Tsuchida様の仰る「フラグメント一致」の機能というのは、upLIFTの機能とは別のことなのでしょうか?もしそうなのでしたら、もう少しそちらのご説明をお願いできますか?

    お手数をお掛けして恐縮ですが、どうかよろしくお願いいたします。

    Takashi Okawa

  • Former Member
    0 Former Member in reply to Takashi Okawa

    ご連絡ありがとうございます。

    まずはTrados StudioおよびMultiTermの設計の前提として、以下をご理解ください。

    翻訳メモリ=センテンス・文単位での一致を取得する
    用語ベース=単語・語句単位での一致を取得する

    upLIFT技術は翻訳メモリの新機能ですが、フラグメント一致もupLIFTの一環となります。精しくはこちらのブログをご参照ください。
    https://www.sdltrados.com/jp/blog/upLIFT-JP.html

    フラグメント一致の位置づけは、「文単位での一致が取得できなかった場合でも、そこに含まれる語句単位での一致を探す」というもので、あくまで「文単位での一致」が優先であり、そちらが取得できなかった場合に「補助的に語句単位での一致を探す」という挙動を見せます。

    またフラグメント一致が動作するには、推奨で5000以上の翻訳単位(登録分節)数が必要になります。

    それに対して、用語ベースは「単語・語句単位での一致を取得する」という目的で設計されておりますので、より確実な用語の一致を取得するために、こちらをお勧めする次第です。

    何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

  • Kiyotaka Tsuchida様

    ご回答ありがとうございます。

    仰るように、用語ベースでの方がより確実な用語の一致が有効であれば、用語ベースに登録するのが賢明と思います。ただ私がTM登録をより希望していましたのは、upLIFTの機能に必要なTM数は最低1000、推奨5000の単位でこちらの数の登録は容易ではないためでした。このために、upLIFTの利用可能時期を少しでも早めるために、用語でもTM化が可能であれば、TMとして登録したいと考えていたわけです。

    Tsuchida様のご案内では、仮に用語集をTM登録しても本来の目的と異なるためにupLIFT機能では確実な反映は期待できないということですね。承知いたしました。

    もし私の理解が正しくない、または補足のご説明がありましたらご案内くださいますか。

    お忙しいところありがとうございました。

    Takashi Okawa

  • Former Member
    +1 Former Member in reply to Takashi Okawa

    ご理解いただきありがとうございました。ご認識の通りです。

    まずは用語ベースを使用して翻訳作業を進め、用語ベース内の用語を使用した訳文を翻訳メモリに登録していただくことをお勧めします。その結果、蓄積された翻訳単位からupLIFTによるフラグメント一致をご利用ください。

    問題が解決いたしましたら、下記の[Verify Answer]をクリックしていただけますようお願いいたします。

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