オプション「翻訳単位を同化する」について

一括タスク「メインの翻訳メモリの更新」を行うにあたり、オプションに「翻訳単位を同化する」がありました。

Trados2017の説明書において、

「Until now, you either had to add all translation units (TUs) as new TUs, thus keeping unwanted duplicates where you fixed spelling mistakes, or overwrite all existing TUs, which lead to deleting duplicates that have been explicitly added by the translator using the Add as New Translation command. With the Merge translation units option, you now have the flexibility to incorporate both options in one single batch task. This also allows you to merge any metadata associated with the TUs during the batch task. 」

との記載がありましたが、この両方のタスクを同時に行うにあたり、どのようにして不要な翻訳単位と必要な翻訳単位を区別しているのかがわかりません。

ご教示いただけたら幸いです。

 

Eri Yamamoto

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    0 Former Member

    ERI Yamamoto (ERIYamamoto) 様

    投稿いただき、ありがとうございます。

    同じ原文に対して既存の翻訳単位(TU)と異なる訳文がバイリンガルファイル上にあり、[メインの翻訳メモリの更新]>[翻訳単位を同化する]オプションを設定している場合、下記のような挙動をとります。

    TUが上書きされる場合:
    既存TUの訳文に修正を加えた訳がバイリンガルファイル上に存在する場合、既存TUの訳文は上書きされます。

    TUが上書きされない場合:
    [確定]>[新しい翻訳単位の追加]より、意図的に重複して追加された訳文の異なるTUは保持されます。

    TUの必要・不必要はこのような基準で判断されているとご理解いただければと思います。

    (このオプションは、Trados Studio 2015より追加されました)

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    ERI Yamamoto (ERIYamamoto) 様

    投稿いただき、ありがとうございます。

    同じ原文に対して既存の翻訳単位(TU)と異なる訳文がバイリンガルファイル上にあり、[メインの翻訳メモリの更新]>[翻訳単位を同化する]オプションを設定している場合、下記のような挙動をとります。

    TUが上書きされる場合:
    既存TUの訳文に修正を加えた訳がバイリンガルファイル上に存在する場合、既存TUの訳文は上書きされます。

    TUが上書きされない場合:
    [確定]>[新しい翻訳単位の追加]より、意図的に重複して追加された訳文の異なるTUは保持されます。

    TUの必要・不必要はこのような基準で判断されているとご理解いただければと思います。

    (このオプションは、Trados Studio 2015より追加されました)

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