Trados Studioで以下のDITA形式の和文を翻訳して英文版を作成し、xmlファイルを出力すると、元の和文ソースには無かった<menucascade></menucascade>のタグが追加されます。
●和文
<cmd><menucascade>
<uicontrol>システムとセキュリティ</uicontrol>
<uicontrol>Windowsファイアウォール</uicontrol></menucascade>を選択してください。
</cmd>
●英文
<cmd>Select
<menucascade>
<uicontrol>System and Security</uicontrol>
<uicontrol>Windows Firewall</uicontrol></menucascade>.
</cmd>
●出力された英文xmlファイル(余計なmenucascadeタグが追加される)
<cmd><menucascade></menucascade>Select
<menucascade>
<uicontrol>System and Security</uicontrol>
<uicontrol>Windows Firewall</uicontrol></menucascade>.
</cmd>
テクニカルサポートからのご回答を頂きましたが、こちらは仕様とのご説明でした。
以下の理由でこの仕様はおかしいのではないかと感じ、ご意見させていただいています。
1. 中身が空の<menucascade></menucascade>というタグの使い方はDITAの文法違反であり、Tradosを使うと文法違反のソースが出力されるという仕様は疑問に感じる。
2. オリジナルのタグの数と合わなくなる。(DITAで翻訳する際は、ソースとターゲットのタグの数を一致させるのが常識と思います。Tradosを使うとターゲットのタグ数が増減するという動作はおかしいです。)
3. 和文が動詞節を後置しても、英文は動詞を先頭に配置する訳が自然であり、この対訳が正しく出力できるよう考慮してしかるべきと感じる。
是非、この仕様の改善をお願いします。
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