いつも大変お世話になっております。PPT大量ファイルで新規プロジェクトを作成しました。取り込む情報はスライドに加えノートも含めるようにファイル種類＜全般設定で設定しました。プロジェクト作成は成功しましたが、エディタ画面に遷移させると、「ファイルバージョン判別中に、エラーが発生しました。」というメッセ―ジが表示され、エディタでXliffを表示させることができませんでした。原因並びに対処法を教えてください。エラーのスクリーンshotを添付します。
投稿いただきありがとうございました。
大量ファイルでとのことですが、複数のファイルを一括で指定するとこのエラーが発生するということでしょうか。
原文ファイルを1つずつ指定し作成したプロジェクトでエラーは発生いたしますでしょうか。
ご教示ください。よろしくお願いいたします。
土田様
ご連絡ありがとうございます。PPT一つのファイルに46枚のスライドとノートがあるようなボリュームのあるファイルを処理していた際に、突然エラーがでました。一度プロジェクト化して普通にXliffも開けていたので、Tradosを再起動したところ治りました。原因は不明であります。思いあたるのは、PPTを取り込む前に、ファイル＜オプション設定で、PPTファルから取り込む対象箇所（コメントとかノートとか）にチェックを入れたり外したりという操作を行っていました。
PPTファイルから、画像以外のテキスト情報はすべて取り込めると考えてよろしいでしょうか？
御指導いただけますと幸いです。
Trados Studioの再起動で復旧したということであれば、一時的にコンピューターのメモリ領域が不足し、エラーが発生したということも考えられます。
PPTファイルフィルタにおいては、コメントやノートなどのテキスト情報は抽出可能です。しかしながら、Excelオブジェクトなどの埋め込みオブジェクトが存在している場合は、PPTX用のファイルフィルタでなければ対応していません。
土田様
ご連絡ありがとうございます。埋め込みオブジェクトの場合、PPT用フィルタがあれば取込可能なのでしょうか？詳しくないので、この辺りをご教授いただけますと幸いです。
大変失礼いたしました。埋め込みのExcelオブジェクトが存在する場合でも、Studio 2017 SR1およびStudio 2019のPPT用ファイルタイプで処理可能です。訂正いたします。
土田様
ご連絡ありがとうとざいます。2017SR1を使用していますが、昨日、PPTにExcelからグラフの埋め込みオブジェクトを作成して検証しましたところ取り込むことができませんでした。また、同じPPTファイルで当該の埋め込みオブジェクトをクリックし、「変換」操作をしてPPTオブジェクトとして取り込んだところ、こちらのオブジェクトはすべてTradosに取り込まれました。
（ご質問）
すでにPPT用フィルタがTradosに設定されているということですが、このようなオブジェクト変換を事前にPPT側で実施しなくてもTrados2017SR1でも取り込めるPPT用フィルタ設定オプションがあるということでしたら、そちらの設定方法を教えてください。 どうぞよろしくお願い致します。
土田様
ご連絡ありがとうとざいます。2017SR1を使用していますが、昨日、PPTにExcelからグラフの埋め込みオブジェクトを作成して検証しましたところ取り込むことができませんでした。また、同じPPTファイルで当該の埋め込みオブジェクトをクリックし、「変換」操作をしてPPTオブジェクトとして取り込んだところ、こちらのオブジェクトはすべてTradosに取り込まれました。
（ご質問）
すでにPPT用フィルタがTradosに設定されているということですが、このようなオブジェクト変換を事前にPPT側で実施しなくてもTrados2017SR1でも取り込めるPPT用フィルタ設定オプションがあるということでしたら、そちらの設定方法を教えてください。 どうぞよろしくお願い致します。
申し訳ありません、「変換」操作とは具体的にどのような内容となりますでしょうか。
Trados側で可能な設定としては［ファイルの種類］の［全般設定］内の項目のみとなります。
土田様
PPT側で、埋め込みオブジェクトをダブルクリックする、「変換」というのが選択できるようになります。こちらを「変換」とすると、この状態のPPTファイルをTradosに取り込むと、埋め込みオブジェクト内にあった、グラフの凡例テキストが取り込まれました。
確認をしました。PPTの場合、［変換］操作を行わない限りオブジェクトのインポートはできないようです（変換操作自体ができない場合もあります）。
ファイルとPPTXに変換した場合はいかがでしょうか。お試しいただけますようお願いいたします。
土田様
ご確認ありがとうございます。弊社ではPPTXですので、PPTXでは、埋め込みオブジェクトは一度、MS PoerPointファイル上で、当該オブジェクトに対して「変換」処理をしないとTrados 2017 SR1には取り込むことはできませんでした。「変換」後は、オブジェクト内のテキスト情報はすべてXliffに取り込まれました。
ご連絡いただきありがとうございました。
当方で下記のようなExcelグラフが埋め込まれたpptxファイルを作成し、テストいたしましたが、特に問題なく読み込みことができました。
このファイルでは特に「変換」の作業も必要なかったのですが、埋め込み元のExcelの形式はxlsxでしょうか。またExcelの方のOfficeのバージョンもご確認いただき、ご教示をお願いいたします。
土田様
こちらで再度検証しました。PPTXで埋め込みオブジェクトを作成した場合の検証結果は以下のとおりでした。
1．オブジェクト挿入で、ファイルから を選択し、すでに作成済のExcelファイルからデータを取り込むと、そのオブジェクトはPPTXではTradosに取り込まれました。
2．一方、オブジェクト挿入で、新規作成 を選択し、PowerPoint内でExcelを起動して作成し挿入したオブジェクトは、クリックすると、「変換」処理をするかどうか求められるので、「変換」しなかった場合は、Tradosには取り込めませんでした。
開発側に確認を取りましたところ、PowerPoint上で作成されたExcelオブジェクトはバイナリ化されるため、そのままではTradosでテキストとして抽出することが不可能だとのことでした。従いまして、やはり［変換］の操作が必要になります。
作成済みのExcelファイルから挿入されたオブジェクトであれば、こちらは最初からテキストデータとして作成されているので、読み込みに問題はありません。
こちらは仕様上の限界となります。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
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